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まるっと韓国まるわかり

⑴一生に一度の子供のための韓国の盛大なパーティ、トルチャンチとは?

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  こんにちは。まるっと韓国のまるかん(@marukan01)です 。

 

 

 

韓国では親戚や友人を多数呼び、記念日を盛大に祝うという風習がどこの国よりも強いように感じます。

食事も肉・野菜をふんだんに使った色とりどりな韓国料理をひとつひとつ小さな器に盛り付け、結婚の際には、色んな服に着替えてウェデイングフォトを撮ったりなど、お祝い事には余念がありません。

 

しかし、そんな家族を大事にする韓国で愛娘・愛息子のお祝いとして、日本でいう七五三・雛祭りなどといったお祝い事は無いのでしょうか?

 

そこはまるかん、見つけて参りましたので記事にします。

 

 

生誕1年の証、トルチャンチとは?

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トルチャンチ(又はドルジャンチ)とは韓国で行われる子供の生誕1周年を祝うお祭りのことで、1歳、または1歳前後(誕生日をもうすぐ迎えるであろう)の赤ちゃんに韓服を着せて親族や友人らを招待しみんなで子供の1周年を祝う行事のことをいいます。

 

韓国では子供の誕生から1年を経過したことを돌 지났다(トルジナッタ)と表現をし、見知らぬ人と会話をするときにも男の子・女の子かの質問の次くらいに、子供は何ヶ月か、いわゆる、『トルジナッタ』のかどうかを聞かれるほど。

 


1年を経過したと伝えると大体は、なんというかホッとした表情をされるというか、ならもう安心ね、みたいな雰囲気が流れる気がします。
おそらく韓国では子供が1歳を経過するということ自体がかなり特別なものなのでしょう。

 

よほど特別な理由がない限りは韓国のほとんどの人がこのトルチャンチを行います。
日本で言うところの七五三やお宮参りといったところで、やらなくてはならない儀式となっています。


このトルチャンチを行う際なのですが、まずは会場の予約をし、そして親族や友人を招待し、司会者を立てて、子供には韓服を着せ、夫婦も同様着飾ってなどなど・・・と準備に相当な時間と費用がかかります。

 

 ざっくり費用はこれくらい

 

費用はトルチャンチを行う家庭によって様々。

ただし結婚式同様、どのくらいの人数を招待するか、会場はどのくらいの規模にするかなどによって値段が変わります。

 

参加者1人当たりの出費としては5万円前後が相場(100円1000ウォンとして、50万ウォン前後)で主催者側は200万ウォン前後が一般的。

中には500万ウォンもかけて盛大にとりおこなう人もいるとか。

 

200万ウォンの式で60人招待した場合、お祝い金だけでも300万ウォンになり、それだけでもだいぶプラスになるんだそうです。

 

 

式の内容って?

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式にはあらかじめ行う本人たちが来場し、親族や友人らを待っているのが一般的。
式の形にはいろいろな種類があるのですが、行う家族が式の細かい設定や内容を決めて良いそう。しかし、たいていの場合大まかな式の内容はある程度の形が決められています。

 

ここでは一般的な例を取り上げて説明します。

まずは挨拶。といっても来場した親族らや友人らに簡単に挨拶しに行ったり、しに来たりとお出迎えをします。


各自席に着いた後は食事タイム。
これも形式は様々ですが、ビュッフェ形式が最近では主流となっているそう。まずは各々が自分の食べたいものを持ってきては食事をしつつ式の開始を待ちます。

最近ではこの食事タイムに子供の成長記録映像や紹介VTRなどを流したりもする場合が多くなってきています。

 

食事をし、ある程度経ったところで式が開催されます。
司会者の進行により子供を連れた夫婦が壇上に上がり、挨拶、来場の方々にお礼なんかをした後には、돌잡이(トルチャビ)と呼ばれる儀式に移ります。

 

このトルチャビ、内容としては壇上のテーブルの上にいろいろなものを置き、子供がどれを掴むかによってその子供の将来を占うといったもの。


その色々なもの中には、

糸、木槌、野球ボール、筆・鉛筆、すすり、聴診器、マイク、紙幣・お金、お手玉、、など様々。


そしてそれらのもの一つ一つには意味があるそうなので、どんなものかざっくりとですが紹介しますね。

 

糸・・・長生き

木槌・・・判事や裁判官

野球ボール・・・野球選手

筆・鉛筆・・・先生、公務員、教授など

聴診器・・・医者

マイク・・・歌手やアナウンサー

紙幣・お金・・・富

すすり・・・学者・博士など

お手玉・・・エンジニア・職人など

 

他にも巻物のようなものが用意されてあったり、ノートがあったり、サッカーボールだったりとその家庭により準備するものは多少変えても良いそうです。

 

そのあとは写真撮影。

トルチャビの儀式によって盛り上がったところで集まってもらい、家族らと共に写真を撮る事が多いです。

 

写真撮影も全体&個々で撮り終わったら、再びフリータイム。

食事に戻っても良し、家族らとお話ししにいっても良し、一緒に行った友達達と団欒しても良し。楽しい時間をお過ごしください。

 

終わりの15分くらい前になったら、両家の両親や祖父母からの挨拶があり終了となります。

 

 

 

 まとめ

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トルチャンチは韓国人にとっての大きなイベントの一つ。時間は比較的短めで2時間ほどで終わります。

しかし子供に関する祭事の中では1・2を争う大きなイベントなのではないでしょうか。

式全体の印象としては、結婚式のような感じでもあり、親戚だけで執り行う場合はお盆の集まりのような身近な印象でもあります。

呼ぶ方も呼ばれる方も子供の成長を見ながら楽しい時間が過ごせる、そんなイベントでした。

 

 


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